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愛と感謝の綴り~縁を絆で紡ぐ~ by Adomatic

数年前の出来事。

毎日暑いですね。

いかがお過ごしでしょうか、Adomaticです。

 

今日も洗濯中です。

購入後暫くたった、ドラム式洗濯機

乾燥も出来るという現代社会の画期的な品物にいつも感謝しております。

 

さて、今日は何を書きましょうか。

つか、タイトルを書いてる時点で決まってるだろう!というツッコミが聞こえそうだなぁ。笑

 

 

みなさんには親友がいますか?

知り合いでもなく、友達でもなく、親友です。

なかなかそう呼べる人に出会えることはそうそうない、私はそう思ってます。

会社関係や知り合い、友達は結構多いほうだとは思う。

だけど、その中の片手程度でしょうか、本音を語れる友達は。

 

彼の誕生日の前日。

その親友と再び連絡を取る出来事がありました。

 

前祝いとして夜、繫華街を彼とふたりふらふらしてました。

特別どこのお店とも決めずに歩いていたら、ふと目にとまったお店。

数年前、高校の友達とよく通ったお店でした。

懐かしくもあり、入店してみました。

そのお店に入ると相変わらず繁盛しているようで、カウンターにぎゅうぎゅうとふたりで座りました。

いつも通り大きな声が飛び交い、声高らかな笑い声、少し離れた席のお客さんがカウンターに向かって注文を飛ばす。

活気があるいい雰囲気。

カウンターの中では少し年配の女性が若い女性客と話している。

まったりマイペースに話してる年配の女性がその鉄板焼き屋のママだ。

 

懐かしい。

よく通っていたのに、ずっとご無沙汰だった。

親友ともご無沙汰ということだ。

数年前、私は親友の彼女との絆を離した。

そう、離したんだ。

 

 

私が彼女に放った言葉は、彼女をどれだけ傷つけたのだろう。

その当時1年前に父親を亡くし、その数年前に母親を亡くした彼女。

救いは兄弟がいたこと。

仲がいい姉妹だった。

離婚した母が引き取っていた兄もいた。

だけど、連絡を取って会うような兄ではなかったようだ。

今考えてみると、父親が亡くなった後、よくある親族のイザコザが落ち着いたあと、きっと私には計り知れない思いを抱えていただろう。

1年やそこらで整理がつくはずもないのに。

私は彼女に対して本当にキツい事を言った。

 

そんなことを心の中の端っこに抱えていたからだろうか。

ママが見送ってくれる際、思わず聞いてしまった。

もうかなりの時間が過ぎていたので、勿論ママの記憶の中に私はいない。

「彼女は元気ですか?」

その後に彼女の現状を聞いてた私は、彼に言った。

「部屋についたら電話してもいい?」

数年前に喧嘩別れした彼女の携帯番号が変わっていたらおしまいだ。

それでも彼女の声が聞きたかった。

 

でも、怖かった。。。

 

 

iPhoneを片手にじっと彼女の名前を見る。

そして鳴る呼び出し音。

懐かしい声。

数年前、電話したら止めどなく話せた親友の声だった。

何事もなかったかのように、いつものように話が進む。

「あれは、言われて当然の事だった。」

やはり、親友はちゃんと解ってくれていた。

 

今は仕事が忙しいから涼しくなった頃に、いつもの3人で会おう。

 

そう彼女と約束をした。

 

みなさんは、いますか?

止められない思いを抱ける親友が。

本気で話して傷つけた数年後に笑いあえる親友が。

 

あの日、もしかしたらあの鉄板焼き屋さんに呼ばれてのかもしれない。

そろそろ連絡してみたら?って。